ドイツに来ると学生とか若い人にかぎらず、家賃がかなり安いのでだいたいルームシェアに住みますよね。
ぼくはベルリンで10ヶ月の間に3箇所のWGで生活してきました。
WGでの生活とか、だいたい想像がつくのかもしれませんが、ぼくは住む場所さえあればいいやと思ってかなりてきとうに探してましたね。
てきとうというか、住まわせてくれるならすぐ入居!みたいなことを、よくやっていました。
まぁでも、そもそもベルリンはなかなか住める家がみつからないので、けっこうやりがちです。
でも後々のことを考えると、てきとうに部屋さがしするのは絶対やめたほうがいいです!
最低限自分の条件をみたす 物件とか
気が合うルームメイトをさがすとか
このどっちかはぜったい外さないほうがいいと思います。
WGの探し方とかも書いているのであわせてぜひ。
ドイツ・ベルリンでWG-gesuchtを利用して安いシェアハウスを探す方法
そんなこんなで、ぼくがシェアハウスに住んでいて気になったこととか、シェアハウスに住むまえに最低限知ってほしいって思ったことを書いてみようかなって思います。
Contents
シェアハウスしていてよかったこと
みんなプライベートが一番大事
シェアハウスというと一緒にごはん作ったり、でかけたりって、時間もシェアすると思いきや、ほぼ一人暮らしと変わらないです。ぼくとしては超楽です。
みんな各々のプライベートを大事にするので、おたがい無駄に干渉しません。
もちろん声をかければ一緒になにか付き合ってくれるし、手助けしてくれることもあります。その逆もしかり。
家にむかえ入れてくれた段階で、ある程度信頼関係ができてる安心感はありました。
シェアハウスだからといっていろいろシェアを押し付けられることもありません。
語学面はメリットしかない
日本人のルームメイトじゃなければ、日本語が通じないのでコミュニケーションは必然的に外国語です。
というか日本人と住むのだけはやめたほうがいい。
日本人どうしでいると、どうしても日本語つかったりして、甘えちゃうんですよね。日本にいる友人とはよく電話で話したりしますけど、ベルリンの生活の中では敢えて日本人の友人とは会わないようにしてます。
ドイツ語が一丁前にデキる人なんかはいいんでしょうけど、ぼくみたいに語学を学ぶ身のうちは極力甘えられる環境にいないほうがいいです。
ベルリンだとシェアハウス内での言語はドイツ語か英語っていう感じです。
個人的にはシェアハウス内ではドイツ語しか話さないようにしたほうがいいと思います。
というのも、英語で一回話すとなかなかドイツ語に切り替わらないんですよね。
ベルリンにいる人はみんな英語もできちゃう人たちなので、ラクな言語の方で話します。
そんなこんなで、けっこうベルリンだとドイツ語を話す機会を自分から減らしてしまうことがあります。ぼくとしても大きな悩みのひとつ。
まあでも、ドイツ語にしても、英語にしても日常会話でいっぱい外国語をはなすことができる
っていうのが他人と住む一番のメリットといっても過言ではないです。
こまったら助けてくれる・情報交換できる
特にドイツに引っ越ししたてのとき、ビザとか住民登録とか役所系の手続きを全部1人でやるのは、けっこう大変。ドイツ語がわかんないと絶望します。
1人で情報集めてやるとホントに疲れるので、人に手助けしてもらったり、情報交換できる人がいるとだいぶ楽になります。シェアハウスに住んでいると、何か困ったときにすぐに聞けるという環境はすごくよかったです。面倒見のいいルームメイトなんかだと、役所までついてきてくれることもあります。
ぼくなんか、当時はベルリンにきたこと自体が初めてだったし、そもそもベルリンに友人も知人もいない状態できたので、ベルリンでぼくのことを知っている人なんて1人もいない状態からスタートしました。
これって死ぬほど不安でした。
だからこそベルリンに越してきてすぐの時、ルームメイト1人がぼくのこと知っているってだけでもなんか安心感がありましたね。
大家と住むとごみだしとか掃除とか家事がラク
3つ住んだWGのうち、2つが大家と一緒に住むタイプのWGでした。
これは人によるのかもしれないけど、共用部の掃除とか、トイレットペーパーとかの消耗品の補充とか、全部大家さんがやってくれてましたね。
家事が最低限ですむのはかなりラクでした。
よくなかったこと
ケチな大家はサイアク
ぼくがWGでいやだなーって一番おもったのはケチな大家にいろいろ咎められたときですね。
セントラルヒーティングをつかいすぎっていう理由でずっとグチグチいわれて、あまりにうるさいのでとっとと引っ越しました。超嫌な思い出です。
ポルトガル人のおばさんが大家のWGです。
「寒いなら温かいものを飲んで、いっぱい着込め!」の一点張りだったなぁ。
セントラルヒーティングって入れっぱなしにしないと部屋が温まらないですよね。まぁでも西欧人の体温と日本人の体温が違うので、極寒になるベルリンで暖房を使わないなんて、ありえない話ですよ。
ぼくは平熱37℃あるので、日本人の中でも体温が高い方です。東京だとヒートテックとか一切着ないんですけど、このときばっかりは、室内でゴクダンきても寒いっていう状態でした。ベルリンの真冬は寒すぎなので、暖房はゼッタイ必要です。
日本人ってNO!ってなかなかいえないから変なところで損することが結構あると思います。ダメっていわれたら、多少なりとも抵抗しましょう。
グチみたいになっちゃったけど、こういうことも結構あるよっていうのを知ってほしいです。
朝、シャワーの時間帯がかぶる
これもシェアハウスならではの、あるあるですね。特に朝急いでいるときにシャワーが占領されてて、しかも優雅に歌まで歌ってやがる!はやくっ!
みたいなことは何回かありました。
当たり前なんですけど相手は急いでいなかったりして、ただの自分の自己管理能力の話なんですけどね!
朝弱い人とか要注意です。まぁでもこのおかげで早起きするようになったりして、結果的には良かったりします。
ルームメイトとの相性、まぁしょせん他人だよね
シェアハウスだからといって、ルームメイトは所詮他人にすぎないよって話です。
ぼくは東京で仲のいい友人と4人でシェアハウスをしていたことがあって、ふだんから一緒にいる友人どうしだったので、生活してみてもなにも違和感も不自由もなく生活してました。
でもドイツで赤の他人とルームシェアをしてみて実際に感じたのは、毎日少なからずストレスになっていることってことです。自分では快適に過ごしているつもりだったんだけど、寝ても寝ても、全然疲れがとれなくて困った次期がありました。あの感覚は初めてだったなぁ。
まぁルームメイトによるんでしょうけど、やっぱり家族とか恋人とか、仲のいい友人と一緒に住む楽しさ・安心感にはかないません。
日本だとシェアハウスがあまりないので、ルームシェアしてこなかった人とか期待しすぎは禁物です!しょせん他人ですから。
そもそもベルリンは住宅難なので、アドバイス!
いろいろ書いたけど、「いいルームメイトと住む」も「満足のいく物件に住む」もただでさえ家がない状態のベルリンで、しかも外国語で納得のいく部屋を探すなんてなかなかむずかしい話です。正直、ベルリンで部屋探しとかもう一生やりたくないです。
それくらい大変。
あとは合わないと思ったら、とっとと引っ越しましょう!
自分にあった部屋はゼッタイみつかります。
部屋が見つからん!
ってなったら、2-3ヶ月間を借りられる部屋を転々とするっていうのがおすすめ!
長期で借りる部屋に比べて、2-3ヶ月の短期の部屋って、あっという間にみつかります。
いろんな部屋に住めるのはかなり楽しいです。
あとは引っ越しが多いと、超身軽です。荷物が増えないっていうのも結構いいですね。
まとめ
ドイツのルームシェア最高!WGで充実してます!みたいなのが結構多いような気がしたので、ぼくなりに思っていることをリアルにかいてみようと思いました。
日本の不動産と違って、入居に何十万円とかかからないので、何回でもいいから引っ越しながら自分にあった部屋を見つけるのがおすすめです!
ルームシェアっていうけど実際は一人暮らしくらいラクだし、めちゃくちゃ快適です。なによりふだんから外国語を話す機会をもてるのはうれしい。もちろんすべてのWGでいえる話ではなくて、ルームメイトとか住環境に恵まれればの話だけどね。
WGの探し方なんかもまとめてます!
ドイツ・ベルリンでWG-gesuchtを利用して安いシェアハウスを探す方法