ドイツ留学の準備で最後まで悩みに悩んだのが、パッキングの場面でした。過不足なく荷物を持ってきたつもりでしたが生活してみると、結局一回も使わない荷物もあれば、あれを持ってくればと思うこともしょっちゅうあります。
なかでも実際に生活している中で感じた、これは持ってきて大正解、これは間違いなく必要ない、あれを持ってくればなあって感じたものをあげてみたいと思います。誰もが必要なパスポートとか航空券というよりも、ちょっとかゆいところに手が届く程度のものをピックアップしました。
結局、長期で留学していると知らぬ間にどんどんモノが増えていくので、少ないと感じるくらいがベストな気がします。
Contents
とりあえずゼッタイ必要な持ち物
滞在やビザ取得に関わるもの
まあ当たり前すぎるのでサラッと。
- パスポート
- 航空券
- ビザに関する書類
ビザや住民登録に関してはドイツでワーホリ・留学する前に必ず準備しておくことやドイツ留学・ワーホリ入国後にやること(住民登録・銀行口座・ビザ)の記事に詳しく書きました。
ヒートテック、ユニクロの服
ドイツの冬は驚くほど寒いです。天井の高いアルトバウとか、断熱効率の悪いお家は室内でも結構寒かったりします。ヒートテックとか部屋着はユニクロの服を持っていくのがおすすめ。日本だと暑くなってしまうので、まずヒートテック着ませんがあまりの寒さに極暖で冬を越しました。
ちなみにベルリンのユニクロではヒートテックは日本の倍くらいの値段でした。極暖はもっと高かったです。
夏でも在庫があればユニクロのオンラインストアから極暖が買えるようです。
SIMフリーのスマートフォン
1番大事かも。ヨーロッパだとSIMカードがどこにでも売っているので、着いた日からスマートフォンが使えます。右も左も分からない環境で、インターネットが手元にある恩恵はかなりデカイです。
3大キャリアのiPhoneやスマートフォンの場合はシムロックがかかっているので、そのまま持ってきてもWi-Fiでしか使えません。ドイツで携帯を買ってもいいのですが、住民登録票が必要な場合があったり、ほしいタイミングで買えなかったりします。
長期滞在が決まったら、シムロックを解除してくるかAppleでシムフリーのiPhoneを買うのを忘れずに。型落ちのiPhoneならAmazonでも新品のシムフリー携帯が2万円以下で出回っています。
クレジットカードとマネパカード
クレジットカードやマネパカードはもはや超必須ですが、盗難や紛失など万が一のときに国外から再発行ができないことが多いので少し多めに持っておいたほうがいいと思います。基本的に円で生活するとなると現金よりもクレジットカードやマネパカードの使用頻度は高くなると思うので、何枚かに分けてリスク管理が必要です。
Cタイプのプラグ
当たり前かもしれないけど、日本とドイツではプラグの規格が違うので、これがないと充電ができません。ドイツで探すとなると大変なので、忘れずに持っていったほうがいい持ち物です。値段も1個200円前後で小さくて軽いので充電器の分だけあってもいいのでは。
というぼくは、2個しかない持ってこなかったので、結構大変。
ノートパソコン
留学にパソコンを持っていかない人はいないと思いますが、案外日本の学生のPC保有率って先進国のなかでも最低水準と言われているので一応。
大学に持ち運ぶことがかなり多いので、MacだとMacBook AirとかMacBook、Windowsだとdynabookとかのかるーいノートパソコンが結構調子いいです。ちなみに僕はMacBookユーザー。軽いのでどこにでももっていけます。
これはいらん。必要ない持ち物
余分すぎる服
正直、服は必要になったら買えばいいのでホントに最低限でよかったです。大学生なんて会う度に同じ服着てる人なんていっぱいいるし、また同じ服着てる!なんて言ってくる人もいません。
電子辞書
これは人によって意見が別れるかもしれません。僕としてはiPhoneのなかに有料の英和辞典と独和辞典のアプリが入っているので、電子辞書は全く必要ありません。なんだかんだ重いし、かさばります。
現地で生活すると、授業で習う言葉よりも、普段の日常生活のなかに転がってくる言葉のほうが圧倒的に多いです。iPhoneならどこにいくにしても、すぐ辞書が引けるのに対して、電子辞書は持ち歩いていないと調べられません。アプリの辞書があまりに便利で、いつの間にか電子辞書は全く使用しなくなっていました。そんなこんなで、スマートフォンが手元にある以上、電子辞書の使用価値はまったくないんじゃないかなって思っています。
留学の際はドイツ語電子辞書よりも辞書アプリの方が100倍調子いい
日本語で書かれたドイツ語参考書
何冊かドイツ語の参考書を持ってきましたが、多くて2冊、正直1冊くらいにすればよかったと思っています。1冊日本語で説明がある文法書があれば、十分だと思います。
できれば初級レベルのものよりも、内容量が多いものがいいと思います。『必携ドイツ文法総まとめ』が文法書では一番売れているようですが、個人的には『基礎ドイツ語 文法ハンドブック』の方がカバーしている内容が多く説明が丁寧なのでおすすめです。
実際のところは、日本語で書かれた参考書よりも、ドイツ語で書かれた参考書で勉強するが圧倒的に効率がいいです。結局ドイツ語でドイツ語を学ぶっていう留学の強みを最大限に生かすのが一番効率的。
傘
ベルリンは雨が降ってもほとんど誰も傘を差していません。フードをかぶるくらい。ぼくは持ってくるのを忘れたんですが、本当にみんな差していないので、雨が降っても傘はささないことに決めました。郷に入れば郷に従え。笑
変圧器
かさばるし、ちょっと値が張るのでどうしても必要な場合以外は、持ってこないほうがいいです。
というより、いまどきアダプターの方が100−240Vに対応していることが多いので、もはや必要ないモノだと思います。充電器に必ず対応する電圧数が表示してあるので要チェック。Appleの製品なんかは全部240Vまで対応しているので、Cタイプのプラグに変換すればOK
あったほうがいい、あると便利
フリクションボールペン
普段からフリクションのボールペンを使っているので、替芯を多めに持ってきました。ドイツでもよく売っているのを見かけますが、値段は2〜3倍です。
付箋
付箋も日本のものを持ってきたほうがいいと思います。日本だと付箋だけでも何十種類も見かけますが、ドイツだと大体2〜3種類のものしかおいていないことが多いです。僕は100均で売っている超細い付箋をよく使うんですが、ドイツでは一度も見かけたことがありません。
赤シート
暗記ツールとして名高い赤シートもドイツでは見かけません。
Amazonで買ったモバイルバッテリー
ドイツにいると1〜2時間 でヨーロッパ中の国にいけるので、滞在中に旅行をすることが多くなると思います。1個あればiPhoneを4〜5回充電できるので、旅行中はモバイルバッテリーがあるとかなり安心。
まとめ
ぼくは今回のドイツ留学がはじめての長期留学だったので、何をもっていくか何を置いていくかでかなり悩みましたが、実は本当に最低限でよかったと思っています。多めの服とかは本当にいらない。何か不足するものがあれば現地で買えばいいと思います。
日本でしか売っていないものや日本語の本や参考書、パソコンとかスマートフォンとか現地で買うと高くついてしまうものさえあれば十分です。