留学中にどうやってお金を管理すればいいか、色々悩んだ末、手数料が安く簡単に管理できるという点から以下の2つの方法が良いという結論に達しました。留学に限らず、日本円で生計を立てている海外在住者・ワーホリ・フリーランスの方にもおすすめできる方法です。
長期滞在にかぎらず旅行によく行く人も以下の方法でほとんど手数料無料で外貨両替ができます!
空港や銀行での両替は手数料がかなり高いです!!
- 海外キャッシングをして、繰り上げ返済
- FXを利用して両替、それをプリペイドカードにチャージ
この2つ方法で為替手数料やキャッシング金利をかなり抑えて日本円を外貨に両替することができます。
手数料をぐーんと抑えられるので、
マネパカードとセディナカードは、留学や海外に長期滞在する人だけでなく、旅行によく行く人は絶対に持っておいたほうがいいカードです。
セディナカード
セディナカードはキャッシングで外貨を現地のATMから引き出す方法です。
海外キャッシングを利用すると、タイミングによって2ヶ月近い金利がつくことがあります。海外キャッシングの一番怖いところは金利がかさんでしまうところだと思います。この金利を抑えるために繰り上げ返済という方法がありますが、多くのクレジットカード会社では繰り上げ返済をする場合は、電話でしか受け付けてくれません。日本のカード会社への電話になるので、海外在住者にとってお金がかかる国際電話はなるべく避けたいところだと思います。
ここでおすすめしているセディナカードは繰り上げ返済がネット上でできるという他のキャッシングカードにはない利点があります。ペイジーを利用してネットで繰り上げ返済をすることができます。インターネットさえあれば繰り上げ決済することができるので、金利をかなり抑えて、結果的に超安く円を外貨に両替することができます。実際にはレートが確定するまでに2−3日かかるので3日後にインターネットで繰り上げ返済することができます。ペイジーは振込手数料無料で、土日も振り込りが可能です、3日後に必ず繰り上げ返済金利が高くなってしまう心配もありません。
ちょっと難しいよっていう方。
海外キャッシングとは、金融会社からお金を借りることです。お金を借りるのでもちろん「利子」をつけて返さないといけません。これを金利と言います。借りている期間が長ければ長いほど利子は高くついてしまいます。なにもしないとクレジットの引き落としの日までお金を借りていることになるので、金利が高くなってしまうことがあります。この期間を少しでも短くするために「繰り上げ返済」をすることができます。でもほとんどの金融会社では繰り上げ返済するのに、電話でしか受け付けていません。海外旅行中や、海外に住んでいる場合は、日本の金融会社に電話するのは大変です。しかしセディナカードではインターネットで好きな時に繰り上げ返済をすることができるのです。繰り上げ返済は最短で2〜3日でできるので、3日目で繰り上げ返済をすれば、3日分の金利だけで外貨両替ができるということになります。
ペイジーについてはこちら→http://www.pay-easy.jp/info/index.html
ペイジーが使える金融機関はこちら→http://www.pay-easy.jp/where/index.html
1000ユーロをキャッシングするのにかかる手数料
(1ユーロ=120円として)
実質年率が18%なので3日後に繰り上げ決済する場合
120000円×18%÷365日×3日=177円
たったの177円。(セディナカードはATM利用手数料がかかるところとかからないところがあり、ドイツ内では手数料がかからないときのほうが多い。これについては分かり次第追記いたします。)
たった177円で日本円をユーロに両替できるということになります。
僕が調べた限りでは、セディナカードが海外に長期滞在される方には一番安く簡単に円をユーロに両替できる方法でした。海外キャッシングの繰り上げ返済がインターネット上でできるというのが何よりも一番のメリットです。
ちなみにキャッシングをして繰り上げ返済をしない場合、キャッシングから1ヶ月の引き落としとすると
1000ユーロをキャッシングするのにかかる手数料
(1ユーロ=120円として)
実質年率が18%なので30日後に繰り上げ決済する場合
120000円×18%÷365日×30日=1770円
マネーパートナーズFXとマネパカードを利用したときよりも倍近く高くなります。3日後にインターネットで繰り上げ返済をするだけで金利を9分の1にできるので、3日後の返済は忘れないようにしたいです。
マネーパートナーズとマネパカード
マネーパートナーズFXを利用して両替、それをマネパカードにチャージしてプリペイドクレジットカードとして、現地ATMからの引き出しや買い物の際にクレジットカード決済ができます。プリペイド式のカードなのでクレジットカードのように使いすぎてしまうことがないのが安心です。また、MasterCardのマークがあるATMならどこでも引き出しが可能です(ATM手数料は1.75ユーロ/回)
FXを利用しての両替なので手数料がかなり安いのが特徴です。FXでの取引が怖いという方もいるかもしれませんが、外貨両替は実際にFX取引をするわけではないので安心して両替ができます。マネパカードはプリペイド式のカードなので、クレジットカードのように審査がなく誰でも簡単に作ることができます。
マネパカードの利用だけでも十分安く外貨両替ができますが、マネーパートナーズFXで両替をして、それをマネパカードにチャージするという方法だと更に手数料を抑えての両替が可能です。
申し込みの手順としては
- マネーパートナーズFXの口座開設
- マネパカードの申し込み
の2点になります。
1000ユーロ両替して現地ATMで引き出すのにかかる手数料
(1ユーロ120円として)
1通貨あたり20銭の為替手数料=200円
マネパカードにチャージするのに1通貨あたり0.004通貨の手数料=400円
朗報!!2017年5月24日からこの手数料がタダになりました!!
ATM手数料(1.75ユーロ/回)=210円
合計810円 →410円!
銀行での海外送金や両替に比べて5分の1以下で両替ができます。
銀行から海外送金する時の手数料と銀行送金で生活しない方がいい理由
比較
1000ユーロを日本円から両替または送金する場合にかかる手数料を比較しました。
両替手段 | かかる手数料 | 手数料合計 | |
セディナカード (3日後に繰り上げ返済) |
キャッシング | 3日分の金利 | 177円 |
セディナカード (1ヶ月後に自動引落) |
キャッシング | 30日分の金利 | 1770円 |
マネーパートナーズFX +マネパカード(1ユーロ120円) |
FX+プリペイド | 為替手数料0.2銭/€ ATM手数料1.75ユーロ/回 |
410円! |
三菱東京UFJ (1ユーロ120円) |
海外送金 | 海外送金手数料3500円/回 為替手数料1.5円/€ |
5000円 |
ゆうちょ銀行 (1ユーロ120円) |
海外送金 | 海外送金手数料2500円/回 銀行経由手数料5.5ユーロ 為替手数料1.5円/€ |
4660円 |
楽天銀行 (1ユーロ120円) |
海外送金 | 海外送金手数料750円/回 為替手数料一律3000円 銀行経由手数料1000円 |
4750円 |
2つ持つ理由
セディナカードでのキャッシングが一番安く日本円を外貨に両替できる方法なので、セディナカード1つあればいいだろうと思うかもしれません。なぜキャッシングとFX利用両方を利用するかという理由を説明します。実際に両方利用していてこの2つを使い分けていると結構便利だったのでご紹介します。
紛失時
海外で一番注意したいのが盗難や紛失です。自分は大丈夫だろうと思うかもしれませんが、実際に被害にあったときにはもう遅いです。海外に長期滞在する場合は、カードの再発行が海外からではできない事が多いので、リスク回避のためにも2枚もっておくと安心だと思いました。常に2枚とも携帯すると紛失時に両方ともなくなってしまうので、どちらか必要なときだけ持ち歩くようにしています。
FXのいいところ
毎回海外キャッシングでユーロを引き出すのもいいですが、キャッシングだとどうしても現時点の為替レートでしかキャッシングを行うことができません。今年はイギリスのユーロ離脱やアメリカの大統領選などで為替が大きく変動しました。1日で何円も動く日もあったので、予定していた両替分より少なくなってしまったり多くなったりしました。FXを利用すればこれを逆手に取ってユーロが安いときにまとめて両替しておくことができます。FXのいいところは両替する時に為替レートを確認できるところです。
まとめ
海外に長期滞在するときに安い手数料で円を外貨に両替する方法を紹介しました。セディナカードは、海外キャッシングする上で繰り上げ返済がインターネットでできるという理由から海外在住者にとって一番安く簡単にキャッシングをする方法だと思います。 マネーパートナーズFXとマネパカードは、 外貨両替する上では一番安く安心して利用ができます。FXとキャッシングの2種類を使い分けることによって、紛失や盗難のリスク回避ができます。またFXの利点を活かして外貨が安いときにまとめて両替をするということも可能です。