海外ドラマ1000本みたら英語の発音とリスニング上達の役に立ったよ

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大学に入るまでひたすら受験英語しか勉強してこなかったので、僕の英語の発音はいわゆるジャパニーズイングリッシュのカタコト英語に近いものでした。それに加えてリスニングにも苦手意識があったので、英語を話す・聞くということがほとんどできませんでした。

 

僕は大学に入ってから、とにかく英語を使えるようになりたかったので、入学当初から色々と英語学習について試行錯誤してきました。その中でも当時から今までずっと続いているのが、以下の2点です。

 

  1. 海外ドラマから英語を吸収すること
  2. 英語を多く使うこと

 

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海外ドラマから英語を吸収するということですが、めちゃくちゃ英語を勉強したくて見ているというよりは、むしろ海外ドラマが面白いからずっと見ているという感覚です。結果的にこれが僕の英語の発音矯正とリスニング力の向上にかなり役に立ったので、机に向かって勉強すること以外にも英語を学ぶ方法はいくらでもあるよ、ということを共有できればと思い整理してみようと思いました。

 

英語の勉強が目的化しないことが継続して学習するために大切

語学って毎日の積み重ねでしか伸ばせないようなものなので、毎日継続してできるような学習方法を自分の中で定着させないといけません。

 

でも参考書を買って毎日30分勉強したり、単語帳を買って毎日50個ずつ覚えるという勉強方法は正直退屈だし、なによりも勉強となると、誰でも苦痛に感じるので簡単そうに見えてなかなかできるものではありません。

 

僕は大学受験でさんざん文法や英単語は学んできたつもりだったので、これ以上、机に向かってする勉強はしたくないと思っていました。というよりも机に向かって毎日勉強するのを、苦痛に感じていたので参考書とか単語帳を買っても三日坊主になって、全く続きませんでした。

 

英語を学ぶことだけが目的の勉強法ってやっぱりやっていて面白くなかったです。

 

それに中学高校で6年間さんざん机に向かって英語を勉強してきたので、同じ勉強の仕方をずっとしていてもしょうがないと思い、いままでと違う勉強の仕方があるんじゃないかって考えました。

 

ちょうど大学に入ってからhuluの海外ドラマにハマっていた時期だったので、これを英語の勉強として考えることができないか。

 

これがピタリとはまり英語の発音矯正とリスニング力の向上につながりました。

 

あくまで僕の中では海外ドラマを楽しむことが一番の目的で、おまけでそこから英語を学ぶことができないか、それぐらいの気持ちで毎日毎日、海外ドラマばかり見ていました。当時は年間500本以上見ていました。今でもほぼ毎日海外ドラマを見ていますが、あくまで英語を必死に学ぶために見ているわけじゃなくてじゃなくて、海外ドラマが面白いから見ているんです。

 

一番言いたいのは、英語の学習だけが目的だった机に向かう勉強が全然続かなかったのに対して、海外ドラマを見ることが目的で、おまけで英語の勉強をするという方法が今でも続いているということです。

 

三日坊主とまでは言わないけど、なかなか継続するのが大変でいつか挫折するかもしれない勉強と、楽しく毎日続けられる勉強だったら、どっちがいいだろう。

 

英語の学習に関しては間違いなく毎日続けられる学習方法の方が効果があります。だからこそ挫折せずに続けられる、海外ドラマを楽しむのが目的という気負わない姿勢くらいが英語の学習には最適だと思います。

 

海外ドラマを見るときに意識していること

ただ海外ドラマをダラダラ垂れ流しで見ていても英語力の向上にはなかなかつながりませんでした。とはいっても最初から字幕なしで全て理解するというのも無理な話です。

 

最初は日本語字幕でドラマみながら、知っている単語や聞いたことのあるフレーズ・気になったフレーズがあったら、英字幕にしてその都度、英文の意味を追って辞書に掛けたり、発音してみたりというのを繰り返していました。

 

huluは字幕を日本語から英語、英語から日本語にするのが簡単にできるので、気になるフレーズがあれば、何度も字幕を変更してちょっとずつ自分の知っている表現や言い回しを増やしていきました。

 

日常生活がいっぱいでてくるドラマをみる

「24」とか「プリズン・ブレイク」とかも面白くていいんですが、実際に英語を聞くということを考えて海外ドラマをみるなら、日常会話がたくさん出てくるコメディや学園モノがよかったです。有名所だと「FRIENDS」とか「The big bang theory」といった、コメディ系は1話25分弱なのでちょっと時間さえあれば、すぐに見れてしまうのも英語を聞くという場合には最適です。1時間のドラマだとちょっと長すぎて、英語を聞くことよりもドラマを見ることだけに集中しがちなので、最初はなるべく短い、日常会話がたくさん出てくるドラマがおすすめです。

 

難しい専門用語ばっかりのものはあまり見ない

僕は刑事モノや病院モノのドラマはほとんど見たことがないです。というのもやっぱりこういう系のドラマって専門用語とか難しい単語が飛び交っているので、見ていても耳だけで何を言っているのか理解しにくいので、どうしても字幕を追うだけで精一杯になってしまって、英語を聞くということを考えた上でドラマを見るのにはおすすめできません。

 

海外ドラマから英語を学ぶ方法

僕はなるべく1話あたりの時間が短いもの、かつなるべくよく使われる英語(日常会話)がたくさん出てくるドラマをたくさん見るようにしてきました。あとは気になるフレーズやちょっとわかりそうでわからないフレーズが出てきたら一時停止して、ひたすら日本字幕と英字幕を行ったり来たり、時には辞書で調べたりして、ホントに少しずつ英語を吸収してきました。

 

1回2回じゃこの方法はほとんど意味がないかもしれませんが、ほぼ毎日のように繰り返していると嫌でも英語の表現は増えていきます。

 

また、さきほどあげた「FRIENDS」や「The big bang theory」は英語教材としてもよく利用されているので、インターネットで検索すればすぐに無料でスクリプトが手に入ります。これを利用しない手はないです。印刷してわからないとこだけピックアップしたり、いくらでも勉強方法の幅が広がるので、おすすめ。

FRIENDSのスクリプト
The big bang theoryのスクリプト

 

映画よりもドラマ

映画は一本あたりが2時間前後と長いので、まとまった時間がないと見れません。毎日映画を見ることを習慣化するのはかなり難しいです。それに加えて映画は、ドラマに比べて圧倒的に会話数が少なく、視覚的なものや爆発音とか音響的な効果を狙ったものばかりなので、英語を聞くということに関しては海外ドラマに比べて期待できません。なので映画僕は毎日英語を聞くというのが大事だと思うので映画よりも海外ドラマの方を推してます。

 

海外ドラマだと短いもので20分と、ほんのちょっと時間を割けば1話見れてしまうのがいいところでもあります。

 

海外ドラマが英語の勉強に役に立った理由

海外ドラマをひたすら見るということを4年間ひたすら繰り返した結果、英語の発音がかなり矯正されたとともにリスニング力がかなり上がりました。というのも海外ドラマで聞こえる英語は、実際に使われているホンモノの英語なので、聞けば聞くだけ耳が訓練されるからだと思います。気になるフレーズを調べたり、英字幕にして理解するときには、真似して英語を言ってみたり、シャドーイングをしていました。少しでもネイティブの発音に近づけるためには、とにかく本物の英語を真似していくことが一番効果的でした。

 

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まとめ

海外ドラマが英語学習に役に立った一番の理由は、簡単に継続できるからだと思います。

 

どうしても英語の勉強となると、苦痛を少なからず感じることになります。でも海外ドラマを見るのがメインで、おまけで英語が聞けるくらいの感覚なら、勉強というちょっと息苦しい意識を取り除くことができました。結果的にもう4年間も海外ドラマを通して、ほぼ毎日のように英語を聞くことができています。

 

もちろん語学においては机に向かって学ぶ姿勢も大切ですが、語学というのは学んで無駄なことがありません。ちょっと息抜き程度で海外ドラマをみつつ、その時間すら英語学習方法に当てられると考えると、普段の英語の勉強にさらにプラスアルファできるのでかなり有効な時間の使い方だと思います。海外ドラマのラインナップもかなり豊富なので、飽きづらく、英語の学習のなかでは一番継続しやすいです。

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