ドイツ留学・ワーホリ入国後にやること(住民登録・銀行口座・ビザ)

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ドイツに長期滞在する場合、入国後に最低限やらなければいけないこととして、住民登録ビザ取得があります。僕はドイツに来てからしばらくの間、語学学校に通いながら家探しをしていたので、家がなかなか上手いように見つからず住民登録がどんどん遅くなってしまって、結局ビザが取れたのは3ヶ月が過ぎるギリギリ手前のところでした。

 

特に僕の場合、渡航前にドイツでの住民登録やビザ申請について、現地についてからの動きや手続きの順番をたいして下調べをしていなかったので、調べている時間だけでもかなり無駄にしてしまいました。ドイツでの入国後の動きが把握できていれば、スムーズにドイツでの新生活を始められただろうと思い、一度整理しておきたいと思います。少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。

 

予約

住民登録やビザ申請は予約をしておくと、よりスムーズに手続きが進められますが、予約が数ヶ月先までいっぱいという場合が多いです。僕は全て予約無しで取り合ってもらえたので、必ずしも予約していく必要はないと思いました。もし自分の予定に合った日の予約が取れる場合は、予約しておいたほうがより確実です。

 

ベルリン住民登録の予約

ビザ申請の予約

 

家探し

家が決まっていない場合は、早く家探しをしないと、住民登録がどんどん遅くなります。住民登録が済んでいないと、ビザ申請ができないだけでなく、ドイツで銀行口座を開設することができません。ただ8月後半から10月くらいまでは学生の引越しシーズンと重なります。ほとんどの留学生が家を探し求めている状況なので、安いWGほど競争率が高かったです。なのでこの時期は家が見つかるまで時間がかかってしまうことが多いと思います。

 

どうしても見つからない場合は最初の数ヶ月だけ短期のWGを利用するというのがいいと思いました。というのも短期のWGほど競争率が比較的低く、容易に家が見つかることが多いです。状況次第で長期で貸してもらえることもあり得ます。注意しておきたいのは、必ず住民登録できるWGを選ぶことです。滞在期間が2・3ヶ月であれば住民登録できるというところが多い印象でした。

 

11月から12月辺りになると、学生の引越しシーズンも落ち着き、家賃の安い長期で借りられるWGの競争率がガクンと下がります。最初の2・3ヶ月はとりあえず短期のWGを借り、その間に11・12月から長期で滞在できるWGを探すというのが一番スマートな探し方かもしれません。

 

ベルリンでの家探しのコツ、WGを見つける方法

ドイツ・ベルリンでWG-gesuchtを利用して家探しをする方法

ドイツ・ベルリンで家探しするときは詐欺物件に注意

 

 

住民登録

家が決まり次第、1日でも早く住民局に行って住民登録を済ませることをおすすめします。予約が1ヶ月先までいっぱいの場合がありますが、

 

住民登録が遅くなってしまうと特に困るのが、ビザ申請時に提出する銀行残高証明書や保証人負担誓約書の情報がどんどん古くなってしまうことです。そうなると外国人局で書類が古いと追い返されたり、最新のものを発行する必要が出てくるので、結果的にビザ発行がどんどん遅くなってしまいます。

 

ドイツ・ベルリン留学で長期滞在とビザ申請に必要な住民登録の仕方

 

銀行口座開設

銀行口座は住民登録が完了したら、それに合わせて銀行口座を開設しておきたいです。その時点で現地の銀行口座の必要がない場合でも、長期滞在する場合は必ず銀行口座は必ず開設しておいた方がいいです。

 

というのは、僕は住民登録が済んでからすぐにビザ申請をしたため、ビザが発行されるまでパスポートを外国人局に預けなければいけませんでした。人によっては当日ビザが発行されることもありますが、一般的にドイツでビザ申請をする場合は、発行するまでに3週間ほどかかるので、その間パスポートがないという状態になります。パスポートがないと現地の銀行口座を開設することができないだけでなく、滞在期間が短くなればなるほど、外国人が銀行口座を開設するのが難しくなります。

特に簡単に口座開設できるのはN26というベルリンのスタートアップのオンライン銀行です。

 

EU在住なら8分で口座開設可能なドイツのネット銀行N26がすごすぎる

ドイツのオンライン銀行N26の使い方や革新的な機能・手数料まとめ

 

 

僕はビザ取得後に銀行口座を開設しようと考えていました。ビザ取得後すぐに銀行口座を開設しに銀行に行きましたが、すでに滞在期間が1年を切っていたので、訪ねた銀行全てで口座開設を断られてしまいました。結果的にSparkasseなどの支店銀行での口座開設は諦めて、ダイレクトバンクと呼ばれるオンラインバンキングで口座開設しました。ダイレクトバンクのほうが日本人にとってはハードルが低く、誰でも無料で口座を維持できるというメリットを考えると、はじめからダイレクトバンクの開設をすればよかったと思いました。

 

【ドイツ】銀行口座開設はとにかく早めに!は本当だった、僕の失敗

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ビザ

住民登録が完了したら、ビザ申請です。ラスボス的な位置づけ。

人によっては何回外国人局に行っても取得できないということがありますが、そういう人は必ず書類などに不備があるので、申請する前に何度もチェックしておくといいと思いました。必要書類がきちんと準備できていれば、一回で取得できます。以下は特に日本人がビザ申請で断られてしまうときに多い項目です。

 

  • 入学許可証などの滞在目的が明確にわかるものがない
  • 保険がしっかりカバーできていない
  • 銀行残高証明書や保証人負担誓約書が古い
  • 証明写真の背景が白じゃない
    →日本から証明写真を持ってきた人に多いみたいです。日本の証明写真機は背景が青の場合が多いので、ドイツで撮影するようにしましょう。どこにでも証明写真機があります。

 

まとめ

自分の経験をもとに、ドイツに入国、家を探すところからビザ申請までの手順をまとめました。とくに住民登録が完了したら、合わせて銀行口座を開設するのを忘れないようにしたほうがいいです。開設する銀行は支店のある銀行ではなく、ダイレクトバンクがいいと思います。

 

というのも支店のある銀行だと、混んでいると待たされる上に、外国人の口座開設を拒否される場合もあります。そうなると別の支店を探したり、他の日に訪れたりと無駄に時間がかかってしまいます。

 

ダイレクトバンクは学生に限らず、ワーホリの方でも維持費がかからず口座開設ができます。なによりもインターネットで24時間申し込みができるので待つこともなく、時間を無駄なく使えることができるので、ビザ申請の前に銀行口座に何日もかかってしまったということもなく、よりスムーズに手続きができるのが何よりもいいと感じました。

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